国際の先進なルールにベンチマーキングし、改革開放の高地を構築する遼寧自由貿易区
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遼寧をアピールし、開放させ、外向型経済発展を促進するのに、自由貿易試験区は重要な手がかりとなっています。824日に、省商務庁の関連責任者によると、去年4月から設立を発足して以来今年の7月末の時点までに、既存の40か国以上の国と地域の414社の外資系投資企業は、中国(遼寧)自由貿易試験区への入居を果たしました。そのうち、日本、韓国、モンゴル、ロシアなどの国からの外資系投資企業は百社を超えています。今年の上半期に、遼寧自由貿易試験区の輸出入総額は717.7億元を実現しました。

「一年ちょっと以来、体制メカニズム改革と制度イノベーションをコアにして、国際経済貿易ルールにベンチマーキングし、遼寧自由貿易試験区は政府職能を転換し、投資貿易の便利化、金融イノベーション、北東アジア区域の開放提携を強化するなどの側面において、並外れる努力を払い、着実に自由貿易試験区の諸建設作業を推進し、良好なスタートアップを実現しました。」省の商務庁の関連責任者は、このように語りました。

高く重視し、力強く推進していきます。今まで以来、省委、省政府は高く自由貿易試験区の建設作業を重視し、全省の力を挙げて計画を着手し、力強い責任者体制と推進メカニズムを構築しました。省の責任者は、数回会議を開催して状況報告をヒヤリングし、重要な指示を出し、自由貿易試験区の重大な建設事項を推進しました。我が省は自由貿易試験区作業責任者チームを設立して、投融資体制の改革推進チーム、貿易便利化推進チーム、ビジネス環境推進チームなどの8チームの特定作業推進チームを決定し、自由貿易試験区の建設作業の協調を統括しました。同時に、我が省が政策レベルにも絶えず力を入れています。現在では、省級レベルは計20項目の政策文書を公布し、215項政策措置で自由貿易試験区の発展を支援しています。

「放管服(「行政簡素化と権限委譲」、「監督管理の強化」、「サービスの最適化」)」を深め、新しいモデルを手探りします。我が省は、瀋陽、大連、営口という三片区に初回の133項目の省級行政職権を権限移譲し、さらに遼寧自由貿易試験区の経済社会管理への統括協調、自主意思決定と公共サービス能力を増強し、全面的に「許可証分離」改革を実施し、我が省は、95項目の商事登記の事後許認可事項について、審査承認を取消、審査は届出に切り替え、告知コミットメントなどの方式で分類改革を実施し、企業の「参入」と「操業許可」の同期化スピードアップを実現し、三片区ともに全数権限と責任リスト制度、行政審査承認管理目録制度を確立し、総合サービスホールを設け、「一括受理」を推進し、「予約訪問」、ウイーチャット名称照合、「ゼロ拒否+瑕疵の許与」などのサービスモデルをイノベーションし、政府のサービス効用を向上させました。

貿易の便利化、開放度の向上。我が省は、国際貿易の「単一な窓口」建設を加速化し、国家標準版とドッキングし、自由貿易試験区のサービス窓口を増設することで、税関、海事などの口岸部門との「シームレスドッキング」を実現し、大いに外国貿易企業の利便性を図り、大連税関、瀋陽税関、遼寧海事局などの部門は競って自由貿易試験区建設を支援するイノベーション取り組みを公布し、東北四省区は、部門横断型一括的合同検査で、バリアフリー通関通検などの10側面から深度な提携を展開し、東北地域の全方位、立体化、ネットワーク化の相互連絡レイアウトはほぼ形成し、通関プロセスを再編し、大連税関、瀋陽税関は大いに通関時間を短縮し、二税関の通関時間は何れも全国の税関の前位にランクインしています。

複製、徹底をしっかり行い、ビジネス環境の最適化。我が省は、上海などの地域の自由貿易試験区の先進な経験を複製、徹底し、東北地域のトップランナーのビジネス環境の創出を作り上げています。我が省は、全面的に外資系投資の参入前の内国民待遇のうえにネガティブリスト管理制度をプラスすることを実行し、外資系投資企業の設立及び変更に対する届出制度を実施し、さらに外資系投資環境を最適化し、商事登記制度の改革を深化し、企業登記登録の「三証合一」の上で、相次いで全省で「二十六証合一」、「三十二証合一」を推進し、企業の手間を省きました。現在では、国務院が『中国(遼寧)自由貿易試験区全体提案』を印刷・配布し、着地する123項目の改革パイロット任務を要求し、我が省ではすでに87項目を着地し、着地率は70.7%で、初回の25項目の改革イノベーションを立ち上げ、全省への複製・水平展開を推進し、更に自由貿易試験区の改革ボーナスを放出しています。

これと同時に、瀋陽、大連、営口三大片区も著しい成績や効果の作業をもって、よりハイレベルの開放を推進しています。瀋陽市は、既にクロスボーダー電子商取引総合試験区の設立にあたる承認を取得しており、瀋陽片区は急ピッチで契機を掴み、積極的にクロスボーダー電子商取引プラットフォーム、輸入商品体験展示センターの建設を推進し、海外と国内の名高い電子商取引企業の自由貿易試験区への入居の導入に力を入れています。大連片区は、保税混合鉱物、入国食糧全プロセス監督管理、サービス貿易オンライン税還付などの多数の全国初の制度イノベーション経験を形成し、世界自由区組織への加盟に成功し、自由貿易港建設を手探りしています。営口片区は、世界銀行ビジネス環境基準にベンチマーキングし、絶えずビジネス環境を最適化し、区域性国際物流センター建設を深化する六大システムを提起しました。

一連の改革イノベーションで、限りない市場の活気が引き出されています。発足運営以来、今年の810日の時点までに、遼寧自由貿易試験区は計登録企業30913社が新規追加し、登録資本金は4395億元にも及んでいます。