この頃、省政府は、『遼寧“16+1”経済貿易提携示範区全体提案』を印刷・配布し、我が省は、十分に遼寧と中東ヨーロッパとの提携の総合的優位性を生かし、世界的目線、国際基準で、一部の重大な示範任務を実施し、地方で参与する「16+1」提携のお手本を作り上げ、「一帯一路」建設の中で、「遼寧貢献」を行いたいものです。
省の商務庁の関連責任者によると、示範区の建設は、遼寧が自ら進んで執務し、積極的に国際情勢の変化に対処し、全面的開放型の新しい格局の形成を推進する重大な取り組みです。二当事者との間は、重点的にプラント製造業の提携を推進し、我が省の産業のモデルチェンジ・アップグレードを加速化し、東北の全面的振興、全方位的な振興のために、「遼寧のお手本」を作り上げます。
我が省は、2021年、2025年、2035年の節目で、3つの段階的発展目標を打ち立てました。そのうち、2021年の時点までに、示範区を中国—中東ヨーロッパ「16+1」提携枠組に網羅し、相互連絡、貿易投資、園区建設などの分野での提携で新たな突破を遂げ、各種のプラットフォーム建設は着実に推進され、「16+1」経済貿易提携特色のあるプラットフォームを初期的に落成することになっています。
示範区の実施範囲には、瀋陽、大連、営口という三大コア受け皿都市及びその他サポート付随都市が含まれています。瀋陽、大連、営口は主に遼寧自由貿易試験区プラットフォームをもって、積極的に示範区のコア受入都市を作り上げます。その他サポート付随都市は、各自の港湾、物流、製造業、商業貿易などの側面での特色を発揮し、示範区の建設のために資源要素、産業付随などの側面のサポートを提供します。
ハイレベルな示範区を建設するため、我が省は産業提携、プラットフォーム構築、要素保障などの視点から着手し、四大提携のお手本の樹立を確立し、六項目のサポート条件を固め、ベストテン示範プロジェクトを実施し、28件のシンボル的示範プロジェクトなどの四側面での重大な示範任務を建設します。
四大提携のお手本には、聯通提携お手本、産業提携お手本、園区提携お手本、貿易提携お手本が含まれています。我が省は、シー&レール複合一貫輸送を重点にする複合輸送中心区を作り上げ、「一帯一路」の東北地域を貫通する完全な環状線を形成し、優位性分野における中東ヨーロッパ諸国への生産キャパーの提携レベルを高め、遼寧建機、農業機械、石油プラント、工作機械ツールなどの製造企業の市場開拓に力を入れ、中東ヨーロッパ諸国での重大な建設プロジェクトの実施に即しながら、輸出を拡大していきます。
ベストテン示範プロジェクトには、海鉄聯通示範プロジェクト、輸入拡大示範プロジェクト、優位性のある生産キャパーの移転とハイエンドプラント製造提携示範プロジェクト、「一国一区」域外園区示範プロジェクト、「一城一園」示範プロジェクト、テクノロジー提携示範プロジェクト、投資促進示範プロジェクト、金融サービス実体経済示範プロジェクト、ビジネス環境最適化向上プロジェクト、人文交流促進プロジェクトなどがあります。我が省は、瀋陽、大連、葫芦島などの市の実力のある工作機械企業、船舶海洋工業企業とポーランド、ルーマニア、クロァチァなどの優位性の持つ国を支援して、共同で工場の建設を投資し、海外研究開発センターを構築します。我が省は、示範区内の各都市産業の特色により、特色のある中東ヨーロッパ産業区の建設を支援し、たとえば、瀋陽、大連は、先進な製造業をメインにして、「中国—中東ヨーロッパ（大連）先進製造産業園」などの園区を建設します。锦州は、太陽光発電産業の優位性を巡って、シリカ材料などの新材料産業園を建設し、徐々にポリシリコンとシリカ電池研究開発生産拠点を落成していきます。同時に示範区は、営口港シー&レール複合一貫輸送、瀋陽中東ヨーロッパ産業園、中東ヨーロッパクロスボーダー電子商取引サービスプラットフォームなどの28件のシンボル的示範プロジェクトを建設します。
また、我が省は、示範区の金融サービスへのサポート、テクノロジー提携サポート、提携プラットフォームサポート、提携メカニズムサポート、提携制度サポート及び国内環境サポートなどを強化してい区ことを提唱しました。
出所：遼寧日報
