対外経済
[外資導入] 

 外資の利用品質とレベルは更に向上しました。全年度を通して新しく外資系企業を507社許可し,登録外資金額が60.2億米ドルで,その内投資が1000万米ドル以上となるプロジェクトが128社,登録外資が45.1億米ドルです。新しく日本三菱重工、アメリカボルグワーナー等の国際企業プロジェクトを22項目導入しました。実際に使用する外資は50.1億米ドルで,昨年に比べると58%増加し,その内第二産業が23.9億米ドルで,第三産業が25.8億米ドルで,その割合はそれぞれ47.7%と51.6%です。先導区の実際に使用する外資は30.5億米ドルで,大連市の実際に使用する外資総額の60.8%を占めています。新しく先進的な製造業のプロジェクト、ハイテク技術プロジェクトと現代サービス業プロジェクトを324項目強化し,外資43.8億米ドル登録し,実際に使用する外資が40.8億米ドルで,それぞれ年間の新しく許可した総額の63.9%、72.7%と81.5%を占めています。

[対外貿易]

 対外貿易の輸出入は共に200億米ドルの大台に乗りました。税関の統計によると,大連地区内の企業(省会社含む)の輸出入総額が470.41億米ドルで,昨年に比べると19.73%増加しました。その内,輸入が216.81億米ドルで,25.33%増加しました。輸出が253.6億米ドルで,15.33%増加しました。自営輸出入の総額が449.09億米ドルで,23.7%増加しました。その内,輸入が210.7億米ドルで,26.9%増加しました。輸出が238.39億米ドルで,21.05%増加しました。電気製品の輸出の増加は20.5%で,自営輸出総額の47.7%を占めています。一般貿易の輸出が38.24%増加し,自営輸出総額の34.2%(表三参照)を占めています。輸出市場は多次元化を呈し,ラテンアメリカ、アフリカ、オセアニア等の新興市場への輸出がそれぞれ85.34%、41.68%と40.32%増加しました。

表 三   自営輸出入額の完成情況


[対外提携]

 対外提携のスピードは加速しました。全年度を通して対外請負と労務の提携契約を1379項目締結しました。契約金額が11.6億米ドルで,昨年に比べると2.3倍増加しました。営業額が4.53億米ドルで,27%増加しました。海外へ派遣した労動者数は2.51万人で,10.6%増加しました。一年間で新しく39件の国外投資プロジェクトを承認し,総投資額が0.8億米ドルで,その内中国側の投資額が85%を占めています。