RCEPを高品質に実施していきます(4)|マルチ措置と精確なサービスを挙げて 企業がボーナスを享受することを支援します
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今年1月1日0時、「地域包括的経済パートナーシップ協定」(RCEP)が発効し、世界で最も人口が多く、経済貿易規模が最大級で、最も発展のポテンシャルがある自由貿易区が出航しました。東北地区が世界へ進出する海と空の門戸としての大連自由貿易片区は、金普新区党工作委員会、管理委員会の指導の下で、市委員会市政府の高品質なRCEP実施に関する要求を全面的に貫徹、実行し、RCEPの地域的経済貿易協力の新エンジンの深化、創出を全力で行い、RCEP企業が中国に進出する最前線として、RCEP経済貿易規則の高品質な結合の新高地の構築に全力を尽くします。このほど、わが市の主要メディア記者は実地で大連自由貿易片区に入り、RCEPのチャンスを先取りし、自由貿易試験区のアップグレード版の取り組みと成果を全力で構築していることを体感し、シリーズ記事を掲載しました。

「大連日報」の記事の全文は以下の通りです:

端午の節句の前後において、大連自由貿易片区にある光洋軸承大連有限公司はRCEP加盟国の市場需要を満たすために十分な馬力を動かして生産しています。

光洋軸承は日本捷太格特グループの傘下の子会社で、主に各種精密軸受を生産し、製品は日本、韓国、シンガポール、タイなどのRCEP加盟国に販売されています。RCEPが発効した後、同社は東北地区初のRCEPというプロジェクトの下で承認された輸出業者となり、貨物輸出時に税関に原産地証明書を1枚ずつ申請する必要がなく、原産地証明書と同等の効力を持つ原産地声明を自主的に発行すればよいため、企業は貨物の生産と輸出をより柔軟に手配することができます。貨物は輸入国で直接通関を享受でき、資金占有率を減少させ、通関コストを削減することができます。会社の責任者は「承認された輸出業者としてRCEPのボーナスを享受で記、会社の製品の市場競争力をさらに向上させ、業績は絶えず新高値を更新しています」と喜んで記者に伝えました。

RCEPが本格的に発効して以来、大連自由貿易片区は税関、海事、港湾などの部門と積極的に連携し、RCEPサービスプラットフォームを共同で構築し、貿易利便化レベルをさらに向上させ、企業がRCEPの新たなチャンスを把握するのを支援しています。現在では、片区の管理委員会はすでに4期連続で企業に恩恵を与える座学、2期特別テーマ企業サロンを開催し、税関専門家を招待してRCEP関税削減、原産地規則、企業の恩恵を享受する作業などの基礎知識を解読し、「一対一」で重点企業がRCEPプロジェクトに掲げる輸出業者の資格と原産地証明を取得することを申請することを指導し、企業のコスト削減と効果向上を支援し、一般的に歓迎されている。「大連税関と自由貿易片区管理委員会は、RCEPの実際の運用における多くの問題を解決するのに役立ち、当社としての企業がRCEP原産地規則を柔軟に活用するのに非常に役立っている」。アイリス(中国)グループ物流本部の関係責任者がこのように紹介しました。

企業が原産地証明書を取り扱い、税収優遇を享受するため、大連自由貿易片区は省貿易促進会と連動して、国際商事認証業務の受付窓口を片区行政サービスホールに前置し、片区の登録企業は直接ホールで原産地証明書などの商事認証業務を取り扱うことができ、事務効率を大幅に向上させました。片区管理委員会はまた、中国銀行大連自由貿易区支店と共同で「ホワイトリスト+オンライン融資」の新モデルを打ち出し、片区の重点企業がRCEP市場の先手を取るのを支援しています。一般企業としての顧客と比べて、「ホワイトリスト」の管理に組み入れられた企業は、資本プロジェクトの支払い、クロスボーダー人民元決済及び貨物貿易決済などの国際国内受取業務を行う際に、これ以上大量の煩雑な書類を提供する必要がなく、業務の取扱時間が大幅に短縮され、片区にある企業が輸出入受取為替などの国際業務を行うのに極めて便利である。同時に、銀行は企業により便利な融資ルートを提供し、融資の敷居を下げました。「企業が融資申請をしてから融資を取得するまで、最速で1日で、全プロセスをオンラインで処理できます」。中国銀行大連自由貿易区支店の普恵金融事業部の責任者は記者に語りました。

        大連保税区業晟工貿有限公司は第一陣で「ホワイトリスト」管理に組み入れられた片区企業で、主に木製食器を生産し、製品は日本と韓国に輸出されています。RCEP発効以来、企業は感染病の影響を克服し、生産活力が全面的に刺激され、今年上半期の輸出額は2019年同期の水準に回復しました。先ごろ、企業は「ホワイトリスト+オンライン融資」の新モデルを通じて80万元の融資を取得しました。同社の責任者は、「ホワイトリスト企業のオンライン融資モデルは、企業の国際市場のさらなる拡大を強力に支えています。今年の年間輸出額は1100万ドルに達し、前年同期比で大幅な増加を実現する見通しだ」と述べました。

        大連自由貿易区管理委員会の責任者は記者に下記のことを伝えました、次のステップとして、自由貿易片区はRCEPプロジェクトの審査・認可のグリーン通路を設立し、サービス秘書を配置し、内部資源を統合し、外部資源と連携しながら、プロジェクトに対して「全ライフサイクルリレー式」サービスを実行していきます。RCEPシンクタンク連盟と専門家チームを設立し、定期的に専門家フォーラムとコンサルティング活動を開催し、税関、ビジネスなどの部門と共同でRCEP実務研修訓練とフォローアップリサーチを継続的に展開し、企業のRCEP運用能力を高め、より多くの企業が申請し、高級認証企業と審査許可輸出業者になり、関連利便性を享受することを誘導し、奨励していきます。